ブラジルでは暫定措置令第746号により全日制学校振興策が徐々に実施される予定です。ブラジル連邦政府は2018年までに15億レアル(生徒一人当たり年間2000レアルに相当)投じ、全日制の定員を50万人増やす計画です。
国家教育計画(PNE)は、2024年までに全日制の学校に在籍する生徒の割合を25%に引き上げることを目指しています。現在ブラジルの中等教育課程で全日制の学校に通っている生徒の数は38万6000人で全体の5%にとどまっています。
また職業教育に関しては、現在は普通教科2400時間プラス専門教科1200時間の授業を受けることが義務づけられていますが、新制度ではポルトガル語と数学の授業を最後まで履修していれば、普通科の授業時間内で専門教育も受けられるようになり、3年で中等教育と専門教育の修了証を取得することができるようになります。
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