• Fórum de Educação da AEBJ

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在日ブラジル学校協議会(AEBJ)はNPO法人国際社会貢献センター(ABIC)との共催で在日ブラジル人学校教育フォーラムを開催しました。同フォーラムは在日ブラジル人学校の置かれている状況について協議し、ポルトガル語と日本語による授業改善のための提案を行うことを目的に、三井物産の協賛を得て9月17日、18日に浜松市で開催されました。

AEBJの斉藤俊男会長は、ブラジルと日本の両国政府に支援を求める上でブラジル人学校が一致団結することが重要だと訴え、AEBJはそのために両国の各関係機関とのパイプ役を進んで引き受けると語りました。

 

 フォーラム初日には東海大学の小貫大輔教授が講師として登壇し、在日ブラジル人学校が3カ語教育を行うことの重要性を指摘しました。小貫教授は、中国政府の支援を受けながら中国語と英語、日本語の3カ国語を教えている中華学校を例に挙げ、「ブラジル人学校もインターナショナルスクール化するべきだ」と述べました。

 

 昨年1年間アメリカとヨーロッパで調査研究を行った近畿大学のリリアン・ハタノ准教授は、アメリカでは公立学校での二ヶ国語教育が認められており、実際に英語とポルトガルの二ヶ国語教育を行う公立の学校もあると述べました。また日本語能力試験とは別に日本留学試験(EJU)と呼ばれる日本語能力を評価する試験があることにも触れ、日本の大学に入学する上ではこちらの試験の方が重要性が高いと話しました。

 

 フォーラムには在東京ブラジル総領事館のレオナルド・カルヴァーリョ領事補佐、在浜松ブラジル総領事館のジュアン・ボンフィン領事補佐、三井物産の 小林幸生氏と安田修氏、国際社会貢献センターの藤下温雄氏、安達公一氏、小池康雄氏にもご出席いただきました。

 

参加校は日伯学園、ジェンテ・ミウーダ、パラレロ、イーエーエス太田、ティー・エス・レクレアソン、エスコーラ・フジ、チア・ホーザ・イワタ、ソヒーゾ・ジ・クリアンサ、ニッポブラジレイロ、アルカンセ、ムンド・デ・アレグリア、イーエーエス浜松、エスコーラ・サンパウロ、カンチーニョ・ブラジレイロ、イーエーエス豊橋、イーエーエス豊田、イーエーエス鈴鹿、HIRO学園、エスコーラ・イザキ・ニュートン、インスチトゥート・エドゥカーレの20校。

 

倉橋徒夢副会長とイーエーエス浜松のアビ・イレリカ氏にも感謝申し上げます。

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