10月21日に群馬県太田市で在東京ブラジル総領事館主催の第1回教育フェアが開催されました。在日ブラジル学校協議会(AEBJ)は同フォーラムを後援しました。当日は保護者や子どもたち、教育関係者らがワークショップや講演に参加し、ブラジルと日本の大学についての知識を深めました。
AEBJの斉藤俊男会長は、「教育は若者が社会で活躍する上で最も役に立つものだ」と述べました。
NPOサビジャ(在日ブラジル人を支援する会)のアレックス・カネコ会長は、調査結果を示しながら大学や大学院まで進むと就職後の収入が上がると指摘しました。米国女性の社会的・経済的状況についての調査報告書(Status of the Women in the States)によると、大学院卒の場合、平均給与額が32.5%高いと報告されています。また「Ontario Job Spot」調査によると、失業率も高卒の約15%に対し、大学院卒は5%以下でした。
カネコ会長は日本学生支援機構(JASSO)の奨学金をはじめとする、日本の奨学金制度についても説明しました。
ホームページ:http://www.jasso.go.jp/en/