ブラジルの中等教育機関（日本の高校に相当）で一定の条件を満たす全ての学校は、今年実施される基礎教育評価制度 (SABE)の評価対象となる。前回までは中等教育機関の最終学年を対象とした評価は、州別や地域別、全国レベルの結果を調べる標本調査で行われていた。

調査方法の変更により、公立の基礎教育機関と公立・私立の中等教育機関は個別に評価され、学校ごとの基礎教育開発指数（Ideb）が算出される。また今回の基礎教育評価制度には、過去最大規模となる７５０万人の児童・生徒が参加する見込み。内訳は公立・私立の中等教育機関の３年生が２４０万人、残る５１０万人は公立の初等教育機関に通う５年生と９年生となっている。

出所：教育省

 写真：EBC