日本語を学ぶ年少者への漢字指導を考える
―楽しく無理なく漢字力をつけるために―
日本語を学ぶ児童生徒にとって漢字学習は大切な基礎であり、その指導は教師にとって一つの課題です。AJALT(公益社団法人国際日本語普及協会)は、長年、外国にルーツをもつ年少者への日本語教育に取り組む中で、効果的な漢字指導について実践と研究を重ね、教材『かんじ だいすき ~日本語をまなぶ世界の子どものために』を開発してきました。シリーズは、日本の初等教育6年間の学年別配当漢字を網羅し、子どもたちの年齢や環境、必要に応じて、小学校1学年の80字から、中学校に向けた教科の重要語彙まで、必要な段階から学習をはじめることができます。とくに抽象語彙が多くなる高学年の巻には、別冊ポルトガル語訳も備えました。2月4日に開催した講習会では、本教材を使って無理なく楽しく、着実に漢字力を養う方法や実践例を紹介しました。講習会に参加した学校には『かんじ だいすき』シリーズのご希望の教材を寄贈いたしました。
主催:AEBJ
協力:三井物産・ABIC
記
1.開催日:平成29年2月04日(土)
2.時 間:13:00時~16:00時(受付は12:30時から)
3.会 場:岐阜県大垣市 Escola Brasileira Professora Kawase
〒503-0817 岐阜県大垣市上面2-90-2
1.開催日:平成29年1月21日(土)
2.時 間:13:00時~15:00時
3.場 所:クラゼミ浜松本校
〒430-0944静岡県浜松市中区田町230-15
1.開催日:平成29年1月22日(日)
2.時 間:13:00時~15:00時
3.会 場:豊橋商工会議所5階507会議室
〒440-8508 愛知県豊橋市花田町字石塚42-1
1.開催日:平成28年12月3日(土)
2.時 間:13:00時~15:00時
3.場 所:Inst. Ed. TS 学園
〒369-0306埼玉件児玉郡上里町七本木3706-02
①日本語教員、②校長先生、③日本語教育に興味ある方
1.講習会の主な内容:
①児童・生徒への日本語指導について
②『かんじ だいすき』作成の経緯
③四技能重ね塗り方式(関口1994)と漢字指導
④単漢字の意味認識、読み、書き~文レベルの読み、書きへ)小学校1~3学年の配当漢字 ~「わかる」「できる」達成感の積み重ね
2)小学校4~6学年の配当漢字 ~漢字学習で養われる日本語の底力
⑤日本伝承の遊びや物語で漢字を楽しむ
⑥小学校1,006字にもとづく中学に向けた重要語彙と教科の学習 ほか