愛知県豊田市のエスコーラ・ピンタンド・オ・セッチは、幼児教育と基礎教育I・IIを行うブラジル人学校です。教育を社会的相互作用としてとらえる考え方に基づき、同校では多様な経験を通して子どもたちが楽しく母語の運用能力を習得できるような教育活動に取り組んでいます。言語と文化、内面化のプロセスの関係の基本的原則は、教育と学習の過程で起こるべきものであり、同校の教育計画には、教育計画の構築・実践は批判的で生産的であるべきだという考えを示す内容が盛り込まれています。
同校はブラジルの国家教育基本法に沿ったカリキュラムを実施しており、外国語に関しては基礎教育の1年次から英語と日本語、6年次からはスペイン語の授業も行われています。また日本国内にある学校として日本文化を尊重している点も同校の特徴の一つとなっています。