ブラジルの教員ラケル・アウヴェス氏は、生徒に自分の住む地域の長所を詩に書かせるプロジェクトを行っています。
貧困地区に住む生徒たちが比較的裕福な住民の多い地区在住の生徒から揶揄されるという事態が起きたことが、このプロジェクトを始めるきっかけとなりました。アウヴェス氏は、詩は喜びを表現するためだけの道具ではなく、詩を通して子どもたちに自分の住む地域には必ず何か良い部分があることや、住民自ら地域の環境を改善できることを伝えています。
最優秀作品は2016年ポルトガル語オリンピックで表彰されました。