新型コロナウイルス感染症の拡大を受け臨時休校となっている日本国内のブラジル人学校では、オンラインによる教材の提供やテレビ会議システムを活用したオンライン授業が始まっています。
埼玉県にあるブラジル人学校のティー・エス・レクレアソンは、初等教育と中等教育の生徒を対象に、3月から教員によるリアルタイムのオンライン授業が実施されています。8時から17時の時間帯で、授業時間は学年ごとに設定されています。
インターネットを介した指導を対面授業に近づけるためには様々な課題があるとはいえ、オンライン授業では生徒とともに保護者も参加できるため、教員と保護者の関係がより緊密になったほか、緊急事態宣言が出されて以降友達と会う機会がなくなった子どもたちも、オンライン授業を通して生徒同士で積極的に対話する姿勢を見せているそうです。