連邦高等教育機関指導者協会(ANDIFES)がブラジル国内の連邦大学を対象に行った調査によると、これまでに各地の連邦大学で少なくとも823件の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連の研究が実施されています。そのほかアルコールや消毒製造の事業は96件、フェイスガード、布製マスクなどの個人防護具製造の事業は104件に上っています。

 

調査には連邦大学全67校のうち46校が参加しました。現在連邦大学の多くは授業を休止していますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための様々な取組みを行っており、これまでにアルコールジェル約99万リットル、液体アルコール約91万リットル、フェイスガード約16万個を製造しています。新型コロナ関連のテストは53件、一日当りの検査実施件数は2600件に上っています。また大学病院では新型コロナ患者の受け入れに一般病床2200床とICU約500床を提供しています。

 

出所:アジェンシア・ブラジル通信社

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