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経済開発協力機構のアンドレアス・シュライヒャー教育局長は、BBC News Brasilのインタビューに応じ、今回の大統領選挙に当選した候補者は、ブラジル経済の改善のためには優先的に教育問題に取り組む必要があるとの見解を示しました。ドイツ出身の物理学者で教育問題の専門家である同氏は、世界75カ国で15歳以上の生徒を対象に実施されているPISA(生徒の学習到達度調査)を立ち上げたことでも知られています。
インタビューの詳細はこちら:https://www.bbc.com/portuguese/brasil-45657049
出所:BBC News Brasil
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フィンランドがいかにして教育先進国となったかを取材した記事がBBC News Brasilのサイトに掲載されています。フィンランドの学力はかつてペルーやマレーシアなどの国々と同水準で低迷していましたが、30年の年月をかけて学校教育を改善し世界最高水準にまで引き上げることに成功しました。現在フィンランドでは、幼児教育から博士号取得まですべての人が無償で教育を受けられるようになっています。
詳細はこちら:https://www.bbc.com/portuguese/internacional-45489669
出所: BBC
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リオグランデ・ド・スル州ノーヴォ・アンブルゴにある公立の保育園「フロレスタ・エンカンカーダ」では、園児の自主性を養うために施設の改築を含め様々な取り組みを行っています。
保育士は乳幼児のオムツ替えの時には赤ちゃんに積極的に話しかけ、食事の時にはスプーンを持って近くで見守ります。そうすることで子どもは自分でスプーンを持ち口に入れようとするようになるといいます。保育士は常に園児に寄り添いながら、必要以上に干渉しない方針です。乳幼児が過ごす部屋は自発性を促す空間となるようリフォームし、ライブラリーコーナーには子どもたちが座れる丸太ブロックを設置。部屋の中にはボールプールもあり、缶や木製スプーンなど音の出るおもちゃで遊ぶコーナーも設けられています。
これまで昼寝に使用していたベビーベッドはなくし、畳にマットレスを敷く方法を採用したことで、子どもたちは目覚めると一人で布団から出て行けるようになりました。
出所:教育省
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日本人ブラジル移住110周年と兵庫県政150周年を記念し、兵庫県国際交流協会や兵庫県立美術館などの共催で「ブラジル文化講演会」が開催されます。駐日ブラジル連邦共和国大使アンドレ・コヘーア・ド・ラーゴ氏が講師として登壇し、建築・美術を通してブラジルの魅力を紹介します。大使は建築評論家としても知られ、プリツカー建築賞の審査員も務めています。
9月16日(日曜日)14時00分 ~16時00分 開場13時30分
聴講費:無料
定員: 250名(要申込・先着順)
詳しくはこちら:https://web.pref.hyogo.lg.jp/bi01/brasil2018.html
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ブラジル教育省は、基礎教育評価制度(SAEB、初等教育5年生、9年生、中等教育3年生が対象)の結果を公表しました。それによると、中等教育卒業時でも生徒の10人中7人はポルトガル語と数学の基礎知識が不足していることがわかりました。
初等教育に関しては改善が見られ、5年生のポルトガル語の平均点は2015年の208点から2017年には215点に上昇したほか、算数の平均点も219点から224点に伸びています。一方で中等教育の結果は2009年以来低迷しており、生徒たちの学力の平均はレベル2にとどまっています。ソアレス教育相は、「今こそブラジルが基礎教育を始めとする教育を優先するという決断を下すべき時だ」と述べています。
出所・写真:アジェンシア・ブラジル通信社